MINI現行モデルについて調べるシリーズ第1弾で～す。
ロシア語のネットスラングで、「Mimimi」っていう言葉があります。
アニメ映画「マダガスカル」に登場するモートの鳴き声が元ネタ。
第3世代の新型MINI、3ドアには3つのタイプが存在します。ミニ3ドアを差し置いて、これほどMimimiな存在が地上に存在し得ようか。ンミミミミミミ……
そんなわけで今日は、ろくに車も運転したことがない人間が、Mini 3 doorについて私見を交えながら解説します。車の知識が全然ないんですけど、一口にミニと言っても調べてみると色々違いがあるもんなんですね。
「ミニクーパー」があの車の総称でないことを学びました。笑
Mini 3 door (F56)がトランク込みで3ドアってずるくないか
もっともオーソドックスな形状をしているのがMini 3 door。
その名の通り左右のドアと跳ね上げ式のバックドアを持つ『3ドアハッチバック』モデルです。トランク込みで3ドアってなんかずるくないか。お前ホントは2ドアだろ。
個人的には、トランクのことをドアって言っていいのは小学生までだと思うんですが、本場ドイツでは後ろに人を詰め込むこともあるんでしょう。すごい国。
日本人を始め普通の人が乗り込める乗車ドアは左右の2つ。乗車時には前のシートを倒して乗り込む、最近あんまり見ないタイプですね。この乗り込み方は、ミニのフォルムも相まって、母が昔乗っていた旧型マーチを思い出します。別記事でご紹介する5ドアやSUVモデルなどが販売されてからは、大型車を持つご家庭のセカンドカーとしての位置づけになってるかもしれませんね。
第3世代ミニクーパーのデザインとインテリア(内装かっこよすぎ)
車に乗らないやつは外見とインテリアで判断しがち。
全体的な雰囲気はこれまでのMiniの伝統を踏襲したデザインとなっていますが、インテリアについてはMiniの代名詞であった(かどうかはわからないけど)センターメーターが排され、ラジオコンソールが配置。オプション版やハイエンドモデルでは近代的な液晶ディスプレイに変更されました。ハイエンドなんかHDDナビですよ。エッチデーデーナビ。
またエアコンや音量などのノブを調節すると、画面のフレームが光ります。これはふざけているのではなく、直感的な操作ができるようにとのこと。
その他インパネのボタン関係は、従来同様のトグルスイッチが採用され、スイッチガードが取り付けられた戦闘機のコクピットを思わせるデザインに。ドアロックやウィンドウ関係は一般車同様、ドアの手すりの部分に移設されました。大好きなミニが正気に戻ってくれてよかったです。
ただし便利なスマートキー化の代償として、エンジンスイッチはセンターパネルのど真ん中に取り付けられています。これは子どもは助手席乗せられないよって人が良そうだな。
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エンジン・走行性能 ～ミニクーパーって走るらしいよ～
(ミニまとめページ、5ドアでも似たようなこと言ってます。手抜きじゃないんだよ。)
ミニ3ドアは、他にご紹介するモデルと比べて最も軽量であるため、同世代随一の加速性能を誇ります。軽さゆえに燃費も良いみたいで、エコカー減税の対象車種になってるのがいいですよね。
素人目には同じに見えるミニですが、実はエンジン性能の違いによって
ONE
Cooper
Cooper S
という3つのタイプが存在します。いやぁ、「ミニクーパー」って名前なんだと思ってたよ。多分今後もミニクーパーって呼びます。
- Mini 3 door ONE
ミニワンは、同世代3ドアの中で排気量が一番小さいモデル。1.2リッター3気筒のターボエンジンを積んでいるので、非力な感じはしないらしい。お買い物や通勤などの日常づかいにはピッタリのモデルです。
ちなみにエンジンスペックの見方についても調べなくきゃいけないような素人なんですが、1リッターは1000㏄に値します。言われてみれば基本的な数字の知識だけど、数字とかよくわからん単語を詰め込まれるとわからなくなるよね。大型バイクとかで「リッターオーバー」というのはここから来てます。
比較的低価格でもっともミニらしいフォルムの車に乗れる。これがミニワンの魅力ではないでしょうか。
- Mini 3 door Cooper
ミニに乗って旅行に行ったり、高速道路を使った長距離走行なども考えている人はCooperがおすすめ。
1.5リッター3気筒のターボを搭載しているので、ミニワンよりもちょっと力持ちです。
現在ではコンパクトカーとか呼ばれている小さめの車、昔は「リッターカー」と呼ばれていたみたいです。その名の通り排気量1リッター前後の車のことを指しています。そう考えるとミニクーパーはギリギリコンパクトカーの領分に入っていることになるのかな。かわいいから許す、どっちでも。
ミニ全般のことを「ミニクーパー」だと思っていたのは、多分このモデルが一番標準タイプだと思っている(思われている)からでしょう。ミニワンやSの中間で、バランスの良い車種なのです。
- Mini 3 door Cooper S
「スポーツ」モデルの名を冠するCooper Sは、3ドアの中で最もパワフルな車種。
「スモール」じゃないんだよ、「スポーツ」だよ。
エンジンはどーんと大きい2.0リッター4気筒ターボ。他のモデルに比べると燃費は若干劣りますし、街乗りにはオーバースペックかもしれません。ただミニワンやミニクーパーの3気筒エンジンは結構音と揺れが大きいみたいで、価格に見合った乗り心地とプレミアム感を十二分に味わいたいという人は、クーパーSがいいですね。
あとがき
このように3ドアの3つの種類は、「等級が違う」というよりも「ニーズに合わせて選べる」というのが正しいのでしょう。もし試乗するような事態にでもなったものなら、3ドア狭すぎ問題にでもメスを入れてみようかな。
他の第3世代ミニについてもガンガン調べていっちゃいたい。
ミニは、かわいいぞ。
はらだなう
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