いくらか記事をストックして、サイトのデザインも検討を重ね、ちょっとC言語みたいなのもかじってみて、
ようやくブログらしい体裁が固まってきた昨今です。
ですが実際のところ、このブログだかサイトだかわからないものを、どういう立ち位置で運営していくか、まだ方向性が定まっていません。
アフィリエイトブログの路線を貫くなら、テーマは音楽ブログとか、ガジェットブログとかに集約した方が適切です。日記型の個人ブログにするのなら、こんなにSEOに気を使わなくてもいい。
中身についても、自分の気持ちや日々の出来事をつづる日記も書いているけど、多くは何か興味を持った話題についてのコラム記事。メディア運用の施策がめちゃくちゃだと言えば、めちゃくちゃです。
自分の書いている文章は、世間一般でいうところの何なのか。
そんな疑問から、今日はコラムとかエッセイとか文章の形式について改めておさらいしてみます。
情報に方向性を持たせる「コラム」や「キュレーションメディア」
コラムとは、新聞や雑誌の中の囲み欄を差す評論のこと。
朝日新聞さんの有名なコラム欄『天声人語』は、多くの方が一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
ラテン語で「円柱」を意味する言葉で、縦長の枠「カラム」の語源にも通じています。このブログのPC版は、左側に本文、右側にカテゴリーなどが縦2列に表示される、ダブルカラムタイプのレイアウトになってます。
(PC版は、このサイトを一番キレイに閲覧できるので、一度見てみてね。)
新聞の「社説」はもとより、企業など販促を目的としたオウンドメディア「お役立ち情報」とか「基礎知識」、あるいは情報に対して勝手に方向性を持たせる「キュレーションサイト」もコラムの範疇に当てはまるでしょう。
『ネットに渦巻く情報の数々をピックアップして、博物館員(キュレーター)のように案内していく』といった特性から、情報の見やすさとわかりやすさが武器と言えます。
- ネットメディアの怖いところね
個人的にコラムとは、ある特定のメディアに掲載することを前提とした、独自の視点による文章だと思います。
新聞や雑誌・ネットなど広く掲載されており、読みやすく順序立てられている反面、そのメディアが持っている思想に偏ったり、情報の信ぴょう性をその筆者にゆだねることになります。
(まぁほとんどの場合、誰かの主観を通さない文章というのはあり得ないんでしょうけど。)
「随筆」「エッセイ」にルールは無い
エッセイは、日本語で「随筆」「随想録」と呼ばれる散文のこと。
内容や文章の形式に特別な決まりが無く、誰でも、何でも書き記す事ができます。
古来より修辞法を収めていた貴族等がその中核を担っており、日本では清少納言が随筆集『徒然草』を記しました。その冒頭が通り、「心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくれば」良いのです。サイコー。
便宜上、「主観的散文表現」といったところでしょうか。
- 欧米教育のエッセイ
現代の欧米教育では、エッセイを必修科目として扱っているそうです。この場合のエッセイとは、日本でいう小論文に相当する論理的文章のことを指しています。個人の主観や体感と表現力、タッチみたいなものを重視する随筆とは、いくらか方向性が違うものと言えるでしょう。
それでも尚、ここ日本においてエッセイストなる職業が生まれるのには、彼らの主観的表現に説得力や共感性が備わってるからかもしれません。自分自身の内側から生まれ出るイメージと、大衆が望むイメージが合致する、もしくはそれをすり合わせることができる筆者のことを、プロのエッセイストというかもしれませんね。
着想の部分に関して言えば、このブログはエッセイに近いモノだと言えます。
好きなものを、好きなように調べ、思いついた感想を併記する。ネット黎明期の古き良き個人ブログの作法に則ったエッセイに近い魂胆があると、自分では思っています。
いずれにせよ、こうやって公表しているテキストなのですから、何かしらの興味から検索をかけ、ここまでたどり着いてくれた読者の方に寄り添える文章であれば良いよな。
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はらだなうも運営している 「ブログ」とは何か
無駄なアオリを付けました。。。
ブログとは、Web Logから生まれた言葉。
サイトに日ごとコンテンツが掲載・蓄積される日記型メディアです。
ブログで扱う中身・コンテンツについて大別すると、筆者自身の体験記や随筆などを書くものと、特定の話題を取り扱う専門的なものに分かれます。
前者はその人自身がコンテンツになっていることが多く、2000年代からブームになった芸能人ブログなどは彼らの求心力がコンテンツになってるのです。
一方アフィリエイトブログの多くは後者に属し、特定のジャンルに造詣の深い筆者が、そのジャンルのトピックやハウツーを掲載することで注目を集めています。
- ビデオログ Vlogなんてものも存在する
ブログコンテンツは文章だけでなく、写真や動画、音楽など多岐にわたります。
最近Youtubeなどの動画配信コンテンツが普及していますが、そのおかげかVlog(Video Log)という映像型の日記も多く見られるようになりました。バイクの車載動画を「モトブログ」とか呼んだり、中身についての定義や制約はありません。
メディアタイプや手法を問わず、あらゆる方法で日記や好きなことを公開できるという事に関して、僕は好意的に捉えています。「好きなことして生きていく」を地で往けば良い。ブログの火付け役は2000年初期の眞鍋かをりさんらしいですが、個人ブログなんて元より独善的でしかるべきだと思って育ってきたので。
僕がYoutubeに登場する日も近いのかもしれない。
あとがき
今回、古今東西の文章について調べてみましたが、やっぱり僕のブログはどっちつかずな感が否めません。
このブログを広くおおやけに公開する時期は、ある事情があって、30記事程度ストックができてからということにしています。それまでにいくらかの方針が固まればいいなぁ。
決まんねんだろうなぁ。
はらだなう
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