寝不足で仕事をこなし、この日退職されるお世話になった方と語った金曜の夜。
お酒を飲んだわけでもなく、それでも疲れていたので、お家に帰ったらバタンキューでした。
(バタンキューって、親から聞いた僕らが最後の世代だと思います。)
そして目覚めた土曜日の朝。
夜更かしの僕にしては、アラームどおりに起きた朝。
目覚まし代わりのラジオが大音量でがなっている中で、
思わずクスッとなって目を覚まされたCMがありました。
今回は東京ガスのラジオCMで「ズルいな」って思った話。
東京ガスラジオCM エネファーム「10回クイズ」篇
まずはこちらをどうぞ。
URL見つけました。うれしい。
以下は書き起こしです。
A「あのさ、電気とお湯って10回言ってみて?」
B『うん』
B 『電気』 『お湯』
『電気』 『お湯』
『電気』 『お湯』……
A「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっとごめん!」
B「ん?」
A「いやいやいや、今の何!?」
B「えっ? 電気とお湯を同時に」
『電気』 『お湯』
『電気』 『お湯』……
A「同時にできるんだ……」
NA「エネファームなら、電気とお湯を同時にできて、スマートでエコ。」
「エネファームは、東京ガス。」
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RCMの「サラウンド」という強み
これ聞いたとき、ズルいなって思ったんです。笑
10回クイズとかゲームと呼ばれる、よくある遊び。
その普遍性を、サラウンド音響という形で踏みにじって意外性を生む、
たいへん面白いRCMだと思いました。
ずるいでしょ、別撮りサラウンドって。笑
子どもの頃にギター教室のクリスマスビンゴ大会で当てたラジカセが結構いい音なんですが、こういうRCMを見つけるために聞いてるとこあります。
左右のスピーカーから響く、電気とお湯。
朝から爆笑して目覚められました。ありがとね。
社名と商品名が覚えられないCM
ただ、めちゃめちゃ面白い広告って、社名とか商品名が覚えられなかったりします。
このCMに関わらず、こういうのって大丈夫なのかなと思います。
そりゃ商品広告よりも、コンテンツとして印象に残って、
「よく覚えてないけど面白いあのCM」っていうのは、良い宣伝です。
(実際、このCMすべて暗記したんじゃないので、下書きに所感を書いてから、整理してURL見つけてから記事上げてます。)
ただ、新商品や社名を「周知させる」意味ではどうだろう。
僕の場合、上のくだりの後に言ってた、「エネファームと東京ガス」を覚えていなかった。
有名な会社のよく知られた商品だからこそ成り立つ手法なのかな。
物を新しく知ってもらうためには、あまり使えない方法なんだろう。
現職のCMプランナーさんやCDさんに聞けば、「いやいやそれはね」なんて戦略があるのかもしれない。
同じJ-waveで放送してるマイベストジョブさんとかは、その名前を耳に残る歌にしてCMの最後にやってる。これは音楽的に訴えるアプローチと思ってます。
広告は、何でもありで面白いな。
はらだなう
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